ピラティスで姿勢改善って目指せる?
猫背や反り腰、巻き肩にも効果はあるのかな?
ピラティスは、呼吸に合わせて体を丁寧に動かしながら、姿勢を支える筋肉にアプローチしていくエクササイズです。
姿勢は、筋力だけでなく日常の立ち方・座り方・体の使い方のクセによって崩れやすくなります。
ピラティスは背骨や骨盤の位置、呼吸、体幹を意識するため、猫背・反り腰・巻き肩などのクセに気づき、姿勢改善を目指しやすいエクササイズです。
この記事では、ピラティスが姿勢改善に向いている理由や、猫背・反り腰・巻き肩へのアプローチ、姿勢改善によるメリットまで解説します。
- なぜピラティスは姿勢改善に向いているのか
ピラティスは背骨・骨盤・呼吸・体幹を意識することで、姿勢のクセに気づきやすく改善しやすいです。 - 猫背・反り腰・巻き肩へのアプローチ
それぞれ姿勢のクセのタイプごとに、どこを意識して動けばいいのかを紹介します。 - 姿勢改善することのメリット
見た目の印象や肩・腰まわりの負担、呼吸のしやすさとの関係をわかりやすく解説します。
ピラティスは姿勢改善が期待できる?

ピラティスは筋肉を鍛えるだけでなく、背骨や骨盤の位置、呼吸、体幹の使い方を意識しながら動くため姿勢改善の効果が期待できます。
姿勢が崩れる原因は、筋力不足だけではありません。
座り方や立ち方、スマホを見る姿勢など、日常の体の使い方のクセが関係していることもあります。
背骨や骨盤の位置を意識するため、姿勢のクセに気づきやすい
ピラティスでは、背骨や骨盤の位置を意識しながら体を動かします。
猫背や反り腰、巻き肩などの姿勢は、日常の立ち方や座り方のクセによって起こりやすくなります。
ピラティスで背骨や骨盤の位置を確認しながら動くことで、日頃から自分の姿勢のクセに気づきやすくなります。
インナーマッスルを使うことで、姿勢を内側から支えやすい
正しい姿勢を保つには、表面の筋肉だけでなく体を内側から支えるインナーマッスルも大切です。
ピラティスでは、お腹まわりや背中、骨盤まわりの筋肉を意識しながら動きます。
強く力を入れて固めるのではなく、呼吸に合わせてお腹まわりを軽く引き込み、体の軸を安定させていくイメージです。
体を内側から支える感覚をつかむことで、無理に胸を張らなくても姿勢を保ちやすくなります。
呼吸と動きを連動させることで、正しい姿勢を保ちやすい
姿勢を整えようとして、無理に胸を張ったり背中を反らせたりしてしまう方もいます。
しかし、力で姿勢を作ろうとすると肩や腰に余計な負担がかかりやすくなってしまいます。
ピラティスでは、呼吸と動きを連動させながら背骨や肋骨まわりを丁寧に動かします。
呼吸を止めずに動くことで、力みすぎず自然に姿勢を保つ感覚をつかみやすくなるのです。

ピラティスで猫背・反り腰・巻き肩にどうアプローチする?
猫背・反り腰・巻き肩は、見た目の印象だけでなく、肩や腰まわりの重さにもつながりやすい姿勢のクセです。
ピラティスでは、背骨や骨盤、肩甲骨まわりを意識しながら動くことで、それぞれの姿勢のクセにアプローチしていきます。
| 姿勢の悩み | 見た目の特徴 | 意識したい部位 | ピラティスでのアプローチ |
|---|---|---|---|
| 猫背 | 背中が丸まり、頭や肩が前に出やすい | 背骨・肩甲骨・胸まわり | 背骨や肩甲骨を動かし、丸まりやすい姿勢へアプローチする |
| 反り腰 | 腰が反り、お腹が前に出やすい | 骨盤・お腹まわり・腰まわり | 骨盤の位置を確認し、お腹まわりで姿勢を支える感覚を育てる |
| 巻き肩 | 肩が内側に入り、胸が閉じやすい | 胸まわり・肩甲骨・背中 | 胸まわりを開き、肩甲骨の動きを意識しながら動く |
大切なのは自分の姿勢のクセに気づいて体の使い方を少しずつ整えていくことです。
猫背は、背骨と肩甲骨を動かして丸まりやすい姿勢へアプローチ
猫背は、背中が丸まり頭や肩が前に出やすい姿勢です。
デスクワークやスマホを見る時間が長いと、胸まわりが縮こまり、背骨や肩甲骨が動きにくくなることがあります。
ピラティスでは、背骨を一つずつ動かす意識や肩甲骨を安定させながら動かす感覚を大切にします。
反り腰は、骨盤の位置とお腹まわりの使い方を整える
反り腰は、腰が反ってしまうことでお腹が前に出て見えやすい状態です。
さらに、骨盤が前に傾きすぎたり腰まわりに力が入りすぎたりすると、腰に負担がかかりやすくなります。
ピラティスでは骨盤をニュートラルな位置に近づけて、お腹まわりを軽く引き込み体を支える感覚を育てていきます。
ニュートラルとは、腰を反らせすぎず丸めすぎず、骨盤と背骨が自然な位置にある状態のことです。
仰向けの場合、左右の腰骨と恥骨を結んだ三角形が、天井と平行になるイメージで骨盤の位置を整えます。
反り腰が気になる方は、腰を反らせて姿勢を作るのではなく、骨盤とお腹まわりの使い方を見直すことが大切です。
巻き肩は、胸まわりを開きながら肩甲骨の動きを意識する
巻き肩とは、肩が内側に入ることで胸が閉じやすい姿勢です。
スマホやパソコンの作業が続くと、胸まわりが縮こまり肩甲骨まわりが動きにくくなることがあります。
肩だけを無理に後ろへ引くのではなく、背中や肋骨まわりも一緒に動かすことでが内側に入りにくい姿勢を目指しやすくなります。
ピラティスで姿勢改善を目指す3つのメリット
ピラティスで姿勢改善を目指すメリットは、見た目の印象を変えるだけではありません。
姿勢のクセを見直すことで、肩や腰まわりに力が入りやすい動き方、呼吸の浅さにも目を向けやすくなります。
ボディラインを整えて見た目がすっきりしやすい
ピラティスで背骨や骨盤の位置に意識を向けることで、立ち姿や座り姿のクセに気づきやすくなります。
体重を大きく落とすというより、姿勢を整えることでウエストや背中、ヒップラインなど見た目の変化を目指しやすいです。
痩せたかどうかだけでなく、姿勢・立ち姿・服を着たときの感じなども一緒に見ると変化に気づきやすくなります。
肩や腰まわりの負担を軽くしやすい
猫背や反り腰、巻き肩のクセがあると、肩や腰まわりに余計な負担がかかりやすくなります。
ピラティスでは「肩だけ」「腰だけ」を単独で動かすのではなく、背骨や骨盤、肩甲骨まわりを連動させながら動いていきます。
どこか一部に頼りすぎる動き方が続くと、肩や腰まわりに力が入りやすくなることもあります。
全身を連動させる感覚が身につくと、肩や腰まわりの負担軽減を目指しやすくなるでしょう。
呼吸の浅さや体のこわばりに気づきやすい
姿勢が崩れると、胸まわりや肋骨まわりがこわばって、呼吸が浅く感じられることがあります。
ピラティスでは、呼吸に合わせて背骨や肋骨まわりを動かすため、呼吸の浅さや体のこわばりに気づきやすくなります。
自分の体の状態に目を向ける時間をつくることで、忙しい毎日の中でも心と体のバランスを整えるきっかけになるでしょう。
実際にAru Pilatesでも、姿勢や呼吸の浅さが気になって体験に来られる方がいます。
深呼吸しても息が浅い感じが続いていました。姿勢診断で猫背や肋骨まわりの状態を知り、レッスン後は全身が軽くなった感覚がありました。
姿勢改善を目指すならマシンとマットどちらがいい?
姿勢改善を目指すピラティスには、マシンピラティスとマットピラティスがあります。
どちらも姿勢や体幹にアプローチできますが、初心者が自分の姿勢のクセに気づきやすいのはマシンピラティスです。
| 項目 | マシンピラティス | マットピラティス |
|---|---|---|
| 姿勢への意識 | マシンのサポートを使い、背骨や骨盤の位置を確認しながら動ける | 自分の体重を使い、姿勢を支える感覚を育てやすい |
| 始めやすさ | 動きの軌道が分かりやすく、体のクセに気づきやすい | 気軽に始めやすい一方、フォームが自己流になりやすい |
| 体幹への意識 | 負荷を調整しながら、狙いたい部位に意識を向けやすい | 自分の体を支えながら動くため、体幹を使う感覚を育てやすい |
| 続けやすさ | スタジオでフォームを確認しながら続けやすい | 自宅でも取り入れやすく、習慣化しやすい |
| 向いている人 | フォームに不安がある人、姿勢のクセを確認したい人 | 自宅でも姿勢への意識を続けたい人 |
フォームに不安がある方はマシンピラティス、手軽に自宅でも継続したい方はマットピラティスを取り入れるとよいでしょう。
フォームに不安がある初心者はマシンピラティスが向いている
初心者の方が姿勢改善を目指すなら、マシンピラティスが向いています。
マシンはバネやストラップが体の動きをサポートしてくれるため、背骨や骨盤の位置を確認しながら動きやすいのが特徴です。
自分では気づきにくい体のクセも、マシンの動きやインストラクターのサポートによって意識しやすくなります。
自宅で継続したい人はマットピラティスを取り入れやすい
マットピラティスは、マットの上で自分の体重を使いながら行うピラティスです。
特別なマシンがなくてもマット1枚あれば始められるため、自宅でも取り組みやすいのがメリットです。
マットピラティスを取り入れる場合は、まず呼吸・骨盤の位置・お腹まわりの使い方を確認しながら、無理のない動きから始めましょう。
ピラティスの姿勢改善に関するよくある質問
ここでは、ピラティスで姿勢改善を目指したい方からよくある質問に答えます。
ピラティスで猫背の改善は目指せますか?
猫背が気になる方も、ピラティスで姿勢のクセを見直すことは目指せます。
背骨や肩甲骨まわりを動かし、胸まわりを広げるように意識することで丸まりやすい姿勢にアプローチしやすくなります。
呼吸や体の使い方を意識しながら、無理なく続けることが大切です。
反り腰や巻き肩にもアプローチできますか?
反り腰や巻き肩が気になる方も、ピラティスで体の使い方を見直すきっかけになります。
反り腰では、骨盤の傾きやお腹まわりの使い方を意識しながら動きます。
巻き肩では、胸まわりを広げたり肩甲骨まわりを動かしたりすることで、前に入りやすい肩の位置にアプローチしやすくなります。
どちらも無理に姿勢を正すのではなく、骨盤・背骨・肩甲骨の動きを少しずつ整えていくことが大切です。
ピラティスで姿勢の変化を感じるまでの期間はどれくらいですか?
姿勢への意識や体の軽さは、初回から数回で感じる方もいます。
見た目の変化を目指す場合は、週1〜2回を目安に2〜3カ月ほど続けると、立ち方や座り方のクセに気づきやすくなるでしょう。
あくまでも目安で、変化を感じるまでの期間には個人差があります。
自宅ピラティスでも姿勢改善は目指せますか?
自宅ピラティスでも、姿勢改善を目指すことはできます。
ただし、初心者はフォームが自己流になりやすく、肩や腰に余計な力が入ってしまうことがあります。
まずは呼吸、そして骨盤の位置やお腹まわりの使い方を確認しながら、無理のない動きから始めましょう。
自宅ピラティスに興味のある方は記事も参考にしてみてください。

ピラティスで姿勢改善を目指すなら、まず自分の姿勢のクセを知ろう
姿勢改善を目指すなら、まずは自分の身体にどんなクセがあるのか知ることが大切です。
猫背・反り腰・巻き肩などの姿勢は無理に胸を張るのではなく、背骨や骨盤、肩甲骨の動きを意識しながら整えていきましょう。
- 背骨や骨盤の位置を意識する
- お腹まわりを軽く引き込み、体幹で支える感覚をつかむ
- 肩や腰に力を入れすぎず、呼吸に合わせて動く
- フォームに不安がある場合は、レッスンで体の使い方を確認する
日常の立ち方や座り方、肩や腰に入りやすい力みを見直すところから始めてみてください。
